2022-04-07.ア式における霊媒潜伏への考察
お久しぶりです、さとうです。
ア式の初日の進行として一般的である「霊出し」。１確したら指定を打たせ、複数出たならばローラー。
オンラインなど、ドライなゲームでは特に好まれる印象があります。
そんな霊媒師のムーブについて考える機会があったので今回はそれを記事に。
きっかけは先日参加したzoom人狼会。ルールはア式13人村。
１日目
作戦をやったこともあり、議論時間には誰も役職COせず。
投票中に早めに票を持っていた方が霊媒CO。
投票が続くも対抗は出ず、そのままグレー処刑。
２日目
グレー襲撃、１１人生存。
占い師が１人だけCOし、初日、２日目の白を開示。
グレー吊り進行となり議論時間半分を過ぎた頃、グレー（つまり今日の処刑対象）から霊媒COが出る。
※便宜上、初日にCOした霊媒師を[霊Ａ]、２日にCOした霊媒師を[霊Ｂ]とします
自身を真と主張する[霊Ｂ]に対し疑問が投げかけられる。
- なぜ初日の投票時に出なかったのか
- なぜ今日の朝イチに出なかったのか
- なぜ今のタイミングで出ようと思ったのか
- ずっと潜伏すると言う選択肢はなかったのか ...etc
[霊Ｂ]は必死に説明していたが、結局村が納得せず[霊Ｂ]はこの日に処刑されてしまった。
結論から言うとこの[霊Ｂ]が真であり、残った[霊Ａ]（人狼）を処刑する前に村負けとなった。
さて、この[霊Ｂ]はどうすべきだったのだろうか。
「初日に出ろ」「２日目の朝イチに出ろ」と言うド正論は一旦置いておいて、今回は潜伏をする前提での正解を考えてみたい。
まずこの村を見ていて思ったのは、２日目の中盤になってからの霊媒COは時間効率が非常に悪いと言うこと。
議論中盤にCOすると否が応でも霊媒師の話題になるため、前半の議論がどこかに行ってしまう。仮に後から同じ議題に戻ってきてもオーバーヘッドは否めない。
また、霊媒師が潜伏理由・出た理由を説明し、村に納得してもらうには相当の時間を消費する。仮に納得させられたとしても、霊媒真偽はいいとこ五分。得られるものはローラーしてもらえると言う結果だけ*1で、そもそも前日〜朝イチに出ればローラーされるので、ただ時間を消費しただけとなる。
よってどんな理由があれ議論時間中盤以降のCOは愚策だと考える。
となると２日目の朝にCOしなかった時点で、２日目も潜伏を決め込むこととなる。では、それ以降にCOできるタイミングを考えてみよう。
Case１：３日目の朝イチ
人外が吊れていない場合の決め打ち日。朝イチであれば今日の議題を「霊の決め打ち」とした上で、霊の精査に時間を確保できる。（占いが複数出ている場合は占いの決め打ちが優先されるであろう点には注意）
村のグレスケと自分の霊結果を合わせた上で、村が納得する論を提出できれば決め打ちに勝てる、かも知れない。Case２：[霊Ａ]が噛まれた朝
つまり狂人が噛まれたと分かった朝。この日にCOすれば「[霊Ｂ]が人外ならば出る必要がない」と言う論で真を見られる、かも知れない。
もちろんそれを狙って出る人外もいるので、多くは期待しない方が良いだろう。
・・・もっとケースがあるかと思ったが、さとうの経験不足も手伝いこれ以上は思いつかなかった。
そしてどちらのケースで出たとしてもリターンが充分とは言えない。となれば、次の選択肢は最後までCOしないである。
COしない場合、縄余裕がなくなる日に[霊Ａ]を処刑しなければならない。希望的観測ではあるが、[霊Ａ]は人外なのでそれまでに変な進行の１つや２つをしているであろう。[霊Ａ]の偽要素を提出しつつ、ゲゲゲを主張して[霊Ａ]を吊る。（参考までに、[霊Ａ]に対して噛まれないことを偽要素とするのは難しい）*2
これができれば潜伏した価値があるかも知れないが、もちろん前提として自分が生存していることが条件となる。噛まれても吊られてもいけない、縄余裕がある日に黒を打たれてもダメ。なかなかの綱渡りではないだろうか。
以上のことを踏まえると潜伏する場合はとことん潜伏すると言うのがベストに思える。但し安定性は低く、ハイリスクの割にローリターン、と言うのが結論だろうか。
加えて、潜伏するならば同村者を選んだ方がよさそうだ。（野良でやったら戦犯・荒らし扱いをされそうである）
以上、ア式における霊媒潜伏への考察でした。
さとう自身は潜伏霊媒をした経験がないので、見つけられていないメリット*3があるのかも知れないし、考察が不充分かも知れない。
ご意見があればコメントやツイッターへの返信を頂けると嬉しいです。
ではまた！
